肥満治療は北星クリニック

肥満治療のガイドライン

肥満治療のガイドラインには、2006年に作られた治療方針と2011年の診断基準の二種類があります。
以前の肥満治療では、BMIの数値に肥満の判定を行い、それを元に治療方法を選択していました。
しかし、肥満の実情はBMIだけでは計れないので、更に次の段階以降の診断基準が2011年から盛り込まれています。
BMIが25以上で肥満の判断を行う事は変わりませんが、それ以降のフローチャートが肥満治療の方針に役立ちます。
病気の原因が明らかな場合は、二次性肥満として肥満治療の方針が決められます。
二次性肥満とは、内分泌に異常が出る場合や遺伝性、そして視床下部に原因があるタイプの肥満です。
一方で、病因が分からない肥満は、原発性の肥満として肥満治療の検討が行われます。
ここで判断が大きく分かれる基準は、健康に問題があるか否かです。
健康に問題がない場合は、内臓脂肪の面積を測定する事によって、内臓脂肪型の肥満か判定されます。
内臓脂肪が基準値以下であれば、単なる肥満と判断されるので、食事や運動の取り組みで済む場合があります。
健康に問題があり、BMIが高過ぎる場合や内臓脂肪の面積が広い状態では、速やかな肥満治療が必要になります。
肥満症には、脂肪細胞の量や質に異常が発生しているので、そこから新たな病気や問題に発展する可能性が上昇します。
明らかな肥満症は、速やかな肥満治療の対象になるので、医学的なサポートを含めて生活の見直しがアドバイスされます。
食事と運動に加えて、薬物療法は肥満治療の基本的な治療方法です。
薬の選択や食事の内容、運動の程度は症状によって異なりますが、どれも肥満を解消する為に役立ちます。
BMIが35未満であれば、手術を必要としない治療が行なえますし、初期と中程度肥満に応じた治療方針を立てる為にガイドラインが用いられています。